※※このビルでの撮影は2018年1月より禁止となりました。
SNSの普及により観光客が増え、傍若無人な振る舞いが住民の生活を圧迫しているとのこと。私達観光客は、住民の本来の生活を侵害することのないよう、節度のある態度で旅をすることが求められます。
以下の記事は禁止となる数年前に書いたものです。
以前香港旅行記にも書いたが、今回は記事にてこの雑居ビルのことを紹介してみた。
香港のディープな雑居ビルとしては、よくガイドブックにも乗っている尖沙咀にある
「重慶マンション」が有名だ。
「悪の巣窟」やら「バックパッカーの聖地」やら、「第二の九龍城」やら重慶マンションにまつわるディープな解説はよく聞くが、観光スポットとして有名になり過ぎたおかげか、観光客も多いし大してマニアックな感じがしない。
近年改修されたこともあり、実際にいってみると結構キレイにになってしまい得体のしれない雑居ビル、というようなワクワク感はあまりないのだ。
それに対して、この雑居ビルのインパクトは半端ではない。
ちなみに、香港在住のドイツ人Michael Wolf 氏は香港の高層マンションの実態をアーティスティックな視点から撮り続けている写真家だが、彼の作品もまたなかなか面白い。今回の雑居ビルの写真も登場している。
もともと映画「トランスフォーマー~ロストエイジ~」に出てきた雑居ビルを見てから、そのあまりの圧倒的な姿に香港とはこんなビルがゴロゴロしてるんだろうか、と興味を持ったのがはじまりだった。
当時はCGとばかりに思っていたが、なんと実在するビルだと知ったのは香港への旅の下調べをしていた時だった。
なんの観光スポットでもない、ごく普通の香港市民の生活に密着したビル。観光ガイドには乗らないリアルがそこにあった。
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