元添乗員の国外逃亡旅行記

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真夏の台湾ノスタルジー 最終日 ~台北~

台湾滞在3日間。今回は今までに無い趣旨。「ノスタルジー」をテーマに、夜のレトロな九份客家の古き良き街並みが残る北埔へのショートトリップ全記録・・・・・というのは表向きで、本当のところは私の愛して止まない台湾モデル高以翔、敬愛する台湾出身アーティストJay Chouという二人の男の軌跡を追い求めるという不純な旅の一部始終。【旅行時期:8月初旬】

 

さて、帰国日は午後便なので恒例の朝の散歩。

 

もちろん、お供はJayの曲だ。

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早朝の龍山寺へやって来た。

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最終日になって少し小雨がぱらつくが、台北の街は雨も似合う。

わずかに濡れた龍山寺も味わい深い。

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朝のお経の時間か、中では信者さんによる読経の声が響いている。やけに音楽的な響きが耳に残った。

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しっとりと濡れた龍山寺。ここは雨天の方が似合っているのかもしれない。

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中華圏の寺は色使いがポップだ。

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今回は忙しすぎて写真を撮ってもらう暇も無かった。

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龍山寺向かって左の街並み。カラフルな看板が並ぶ風景が台湾らしくて良い。

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この、猥雑な感じがたまらない。

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そのまま直進し、右手にある華西街夜市。夜になると面白そうだ。

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アパート周辺に戻り、駅から少し歩いたところにあるローカルな店へ朝食を食べに出る。

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この店だ。ここでようやく、台湾へ来て二度目の台湾らしい食事ができそうな予感。

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ああ、ローカル。店内には老若男女集まって朝ご飯を食べている。

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きた!この店の売り、豆乳スープ。

豆乳というよりは崩した豆腐が入っているような感じ。塩味がきいた少ししょっぱいスープで、クルトンのような揚げパン、カリッとした干しエビ、ネギなどが入っていて、とにかく絶品!!途中でラー油のようなタレをかけると少しピリッとしてなお美味。

 

ananの台湾朝食特集に載っていたこの店のスープはおススメである。

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街中にて。

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さて、パッキングをしていよいよ空港へ。

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桃園空港までのバスに乗り込む。

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いやあ、最っ高の週末であった。やはり台湾最高、Jay最高、以翔最愛。

 

しかし、旅はただでは終わらない。

 

 

この直後良い気分で眠り込んだ私を悪夢が襲う。

 

以下、番外編をどうぞ↓↓

 

 

 

【台湾旅番外編 トラブル発生!!】

 

帰国直前、なんとモロッコ事件の再来。またしてもデッドチェイスを繰り広げてしまった。。ところが、モロッコではモロッコ航空のせいだったけれど、今回は紛れもなく100%自分のせい。色ボケの代償か。
 

まず、いつもなら3時間前に空港着いているのだが、台北市内にできるだけ留まり2時間前着目標に空港行きバスに乗った。
 
 
と、ここまでは順調。
 

しかーし!ここからがマズイ。なんと、睡眠不足が祟ってか空港着直前に完全に眠りに落ち、誰も起こしてくれず、そのまま空港乗り越し終点へ。運転手に起こされ気付いたときには桃園県の外れへ!!!私のチケットの行先を見て焦る運転手さん。その時点で離陸1時間半前。とにかく運転手さんの後をついて国光客運の別の停留所へ行くが、間に合うバスが無いとのこと(TOT)
 
 
どうするよ!?
 
 
とにかく近くにいたタクシーを呼び止める。空港まで30分とのこと。離陸一時間前着か、それならまだなんとか間に合う。そこですかさずタクシーに乗り込んで出発!!!
 
 
、、、と、20分位走ったところで世にも恐ろしいことに気づいてしまう。
 

カメラが、無い!!無い!!!!マイカメラーー!!
 
 
常に肌見放さず首にかけているのに、寝ている間に外して恐らく焦って降りた時にバスの中に置いてきたに違いない。死んでも手放したくないくらい気に入っているのに!!しかし、バスはもういない、取りに帰れば帰国はおじゃん。さて、絶体絶命のピンチ。
 
 
どう切り抜ける。
 
 
ここで、台湾人の優しさをまざまざと感じさせられることになる。なんと、タクシー運転手のチョウさんが、私を空港に送り届けてからカメラを探しに帰ってくれるというのだ!チョウさんに電話番号とカメラの運命を託し、とにかくチェックインへ。こちらは問題無し。30分ほどしてチョウさんから電話が掛ってきた。
 
 
カメラがあった!!!!!
 
 
良かった!!と喜んだのも束の間、チョウさんが空港に戻ってくる予定が14時15分。搭乗開始時刻が14時20分。単純に、5分間でセキュリティ、出国審査、ゲートへという流れをこなさなければならない。
 

めっちゃめちゃ、ギリギリやんけーーー(TOT)
 
 
台湾スマホを開く度に現れるイーシャンの裸体の待ち受けが、私に帰るなと言っているようだ。


14時12分に颯爽とチョウさんが現れ感動のフィナーレ。笑顔で手を振るチョウさん。もちろん御礼も忘れずに。この光景、完全にモロッコの時のリデュアンとかぶる。
 
 
しかしここからが本当の修羅場である。
 

踵を返し、約8分間、ミッションインポッシブル並みの死闘開始だ。セキュリティゲートへ走る走る。ゲートを越え、出国審査の長蛇の列をかき分け突破。楽しげな免税店には一瞥もくれず、間違いなくこの空港内で今一番速く走っているのはこのワタシだ。飛び散る汗、切れる息。これも完全にモロッコと同じ。
旅の余韻に浸る暇など一切ない!
 

「に、ニーハオ!!!」
 
 
出国審査突破から約3分でゲートへ到達!


 
 
かくして無事、沢山の想い出と、台湾人の温かさと、マイカメラと共に成田へ到着。
 
 
今回の旅で再確認したことは、
 
 
やはり空港には3時間前に着いておくべきだということと、色ボケは恐い、ということだ。
 
(終)