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元添乗員の国外逃亡旅行記

BUY THE TICKET. TAKE THE RIDE.

フィンランドの森と、エストニア中世の街 最終日 ~ヘルシンキ~

今回は母を連れての二人旅。5日間という短期間ながら、フィンランドでは北欧神話の世界さながらの森と湖へピクニック。私の最も好きな街三本の指に入るエストニアのタリンでは、中世そのままの街並みをたっぷり堪能。【旅行時期:5月初旬】

 

 

昨夜は夜遅くエストニアでの中世の世界から戻り、今日はもう旅の最終日である。

 

午後の便であるので、朝はホテルの朝食をパスしてヘルシンキ市内でも落ち着いた海沿いの高級住宅街エリアへ出かけることにする。

 

 

朝のヘルシンキ中央駅付近の街並み。やはりモスクワとサンクトぺテルブルクを足して2で割ったような印象だ。

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トラムで少し走ると、大使館や高級住宅の並ぶ閑静な公園地区、カイヴォプイストへ辿り着く。

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威風堂々としたお屋敷が並び、ついつい中を覗いてみたくなる。

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今日は日曜だ。教会は朝の礼拝の時間を迎え、次々と人が入って行く。

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整然と整えられた公園の芝には雁が群れを作っていた。

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朝の空気は澄みきっていて、深呼吸して冷たい空気を体内に摂りいれると頭がシャキッと冴えてくる。

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休日の人々は思い思いに自分の時間を楽しんでいる。

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のんびりした朝の空気を肌で感じながら海沿いまで出ると、目当てのカフェはもうすぐそこだ。

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カフェウルスラ

映画「かもめ食堂」のエンディングのシーンで主人公たちがお茶をするところである。

Café Ursula

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店内には様々な種類のサンドが並び、朝からアルコールも充実している。

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柔らかな朝の光が差し込む開放的な店内。休日の朝をのんびりカフェで過ごす地元民たち。

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テラスで朝からシャンパンなんてのも洒落ている。

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私たちは、まず、アップルパイと黒パンのサンド、

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エッグベネディクトとカフェオレを。

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そうして締めに、シャンパンと新鮮な小エビのカクテルトーストを食べることにした。

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せっかくだから、海の見えるテラスに移ることにする。

 

 

 

ここにいると、日常生活の細かいこと、ストレスや悩ましい様々なことなど、まるで何も無かったかのように思えてしまう。

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ポカポカ陽気の中、海沿いのプロムナードを歩いて戻る。

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いつの間にか朝陽がだいぶ高いところまで昇り、教会が眩しげに影を落としていた。

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ホテルへ戻ると、じきに空港へ向かう時間である。

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西欧南欧の華々しさとは違い、中欧東欧の陰のある重厚感ともどこかが違う。

 

 

 

中近東やアジアの国々のような迸る熱気ともまた違った、凛とした透明感がフィンランドには漂っていた。

 

 

 

手つかずの森という圧倒的な自然と軽やかに戯れる人々、クリーンで快適でありながら、どこか長閑さの残る首都ヘルシンキ

 

 

何より空が広いのがいい。

 

 

 

ここでは、エネルギーを使って旅をするのではない、旅によってエネルギーをリチャージするのである。

 

 

 

~旅は私にとって、精神の若返りの泉だ~ 

 

 

 

長い冬を終えた人々が楽しげに集う目抜き通りを歩きながら、ふとアンデルセンの言葉がピッタリだな、と思った。

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(終)